事業資金の調達方法

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㈱ビジコン 久保田です。

大変ご無沙汰しています。
日々の業務に追われていたらあっという間に7月((+_+))
今年後半は、お客様によく相談される内容をご紹介していこうと思います!

 

個人事業、法人問わず、起業を考えている方や創業間もない方から
必ず相談される「資金調達」
お金を借りるにしても、どこで?どんな方法があるの?どのような選択肢があるの?
と質問されることが多くあります。
今回は、どこから資金調達ができるのかを、簡単に説明したいと思います。

 

日本政策金融公庫(沖縄振興開発金融公庫)

日本政策金融公庫とは何でしょうか?

あまり聞き慣れないかもしれませんね。
公式HPには下記の通り記載されています。

Q1 日本公庫はどのような会社ですか?
A1 日本公庫は、100%政府出資の政策金融機関です。銀行などの一般の金融機関を補完し、国民生活の向上を目的としています。国の政策に則った固定金利、長期の融資制度をご用意しておりますので、安心してご利用いただけます。
出典:日本政策金融公庫HP

一般的な金融機関に比べて融資を受けやすいという点が最大の特徴です。

 

金融機関(銀行、信用金庫、信用組合など)

銀行、信用金庫や信用組合からも融資を受けることが可能です。
日本政策金融公庫と比べると金利が高く、審査も厳しく、時間もかかるという点がデメリットです。
こう書くとメリットは何もなさそうに思えますが、融資を受けることができれば経営面の相談など様々な支援を受けることができます。
また、日本政策金融公庫の融資を受けられなかった場合、融資を受ける可能性のある貴重な選択肢となります。

 

信用保証協会

信用保証協会は聞き慣れない方が多いかもしれません。

信用保証協会は、信用保証協会法(昭和28年8月10日法律第196号)に基づき、中小企業・小規模事業者の金融円滑化のために設立された公的機関です。
事業を営んでいる方が金融機関から事業資金を調達される際、信用保証協会は「信用保証」を通じて、資金調達をサポートします。
47都道府県と4市(横浜市、川崎市、名古屋市、岐阜市)にあり、各地域に密着した業務を行っています。
出典:全国信用保証協会連合会

少しわかりにくいですね。
簡単に言うと、金融機関から融資を受ける際に保証人となってくれる公的機関です。
信用保証協会が保証をしている融資は「保証付融資」と呼び、金融機関から融資を受けられる可能性が高くなり、金利も低くなります。
そのかわり、信用保証料を支払わなければならないというデメリットがあります。

 

補助金・助成金

創業補助金、小規模事業者補助金など様々な補助金や助成金が存在しています。
これらは原則返済不要という点が大きなメリットです。
ただし、申請書類が多く手間がかかることや、申請期間が短い場合が多いという点がデメリットです。

 

 

簡単にですが、大まかな選択肢をご紹介いたしました。
他に消費者金融等に代表されるビジネスローン等もありますが、金利が高いためあまりオススメしません。

当たり前な事ですが、借入金は調達する時も大変ですが返済はもっと大変です。
弊社ではお客様と相談しながら、数年先までの予想損益計算書、資金繰りなどを作成し必要な資金調達になるようアドバイスしています。

 

今回ご紹介した4種類の選択肢は、また別の機会に1つ1つ詳細に説明したいと思います。

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